古くなると汚れてみすぼらしくなるドアと、経年美化するドア。
弊社がお勧めする木製玄関ドアについて書きたいと思います。
昨日納品されたガデリウス社製のスウェーデンドア/防火タイプの写真です。
ちなみに室内側の写真となります。
表から見ると、こんなデザインになっています。
カタログから拝借しました。
ここには
『防火性』
『防犯性』
『10年保証』
の3点が特長として挙げられています。
でも弊社が評価しているのは、別の点なんです。
例えば、高い断熱性、そして気密性です。
国産メーカーの断熱玄関ドアを遥に凌ぐ断熱・気密性能を持っています。
断面構成を挙げてみました。
木製ドアといいつつ、中身の大半は硬質ウレタンフォームなんです。
だから、いつまでも高い断熱性能を維持する事が出来ます。
そして表面には『チーク』の単板が貼られています。
そう、あのチーク材です。
世界三大銘木のひとつ。
多くの脂を含んでいる為、保存処理をしなくても防水性に優れた木材です。
腐朽菌やシロアリにも強く『虫が嫌う木』と言われています。
その特徴である赤褐色の色合いは、永い間風雨に晒されると上品な銀配色になります。
こうした経年美化も人気の理由だと思います。
もちろんマメにメンテナンスを行えば、美しさを維持する事も可能です。
古くなると汚れてみすぼらしくなるドアと、経年美化するドア。
住宅の顔と言われる玄関に相応しいのは、どちらだと思いますか?
また長期に渡るメンテナンス性の良さも、特長のひとつとして挙げられると思います。
三次元丁番の写真を挙げてみました。
このカバーを外し、ドライバーや6角レンチを使って建付調整が可能になっています。
玄関ドアだって、経年で建付不良が起こる事があります。
でも大抵の玄関ドアはメーカーに依頼しなければ、建付調整を行う事が出来ません。
また10年もすると廃盤になってしまい、修理や調整が出来ない事も多々あります。
弊社も以前は、国産メーカーの断熱ドアを採用していました。
そろそろ、それらのドアもメンテナンスが必要になってきました。
でも、直せない事が多いんです。
割れたガラスが交換出来ない。
鍵の修理・交換が出来ない。
等々・・・。
「カバー工法タイプの玄関ドアに交換してください。」
と言われ、困惑するケースも多くなっています。
その点、欧米の製品って交換部材が長期に渡って用意されているんです。
オリジナル部品ではなく汎用性の高い部品が使われる事が多いので、入手も比較的簡単だし・・・。
20年とか30年先を見越すと、こうした玄関ドアを選ぶしかないと思います。
先日築23年のOB客様のドアの表面の色あせが有りました。
ドイツ製、浸透性防腐塗料(木造ドア専用)シッケンズ塗装、趣のある
木目のドアによみがえりました。23年たってもメンテナンスはこの位
「他は申し分ないです」とご主人様
「大風の日にも室内で洗濯物が乾きますし、ゴキブリも出ませんから
嬉しいです」と奥様 のご感想をいただきました。
建てる時こだわって作っていますので、何十年も不具合が出にくい
のです。 お問合せは04-7187-3355 大井まで。