口コミが一番正直です。食べた人も、建てた人も。

先日、外部の勉強会に参加した際の話を書きたいと思います。

勉強会が終わり、親睦会に参加。

初顔合わせの人もいるので、名刺交換タイムになります。

知人がいれば、知人も一緒に名刺交換をします。

「こちらがワイン好きの○○社長です。」

「こちらが日本酒好きの○○社長。」

「そしてホッピー好きの荒井社長です。」

この時は、こんな紹介をされてしまいました。

「あのー、クラフトビールも好きなんですけど・・・」

なんて応えつつ、名刺交換をする訳です。

あっ、当然社名と会社所在地も説明します。

この時、思いました。

見事にバラバラだな・・・。

そして、ある事を思いだしたんです。

2020年にFPの家グループ南関東地区(弊社が所属する団体です。)で一冊の小冊子を作りました。

☆☆☆工務店と建てる

家づくり鉄則ガイド

というA4サイズの小冊子です。

ここでは12の鉄則を揚げ、家づくりを始める人へのアドバイスを挙げています。

この中に鉄則2として、こんな事が書かれているんです。

以下、☆☆☆工務店と建てる家づくり鉄則ガイドからの抜粋です。

鉄則2.工務店を知るには、工務店で働く人を知ること。

規模も得意分野や外部ブレーンの使い方など、工務店のカタチはさまざま。

でも共通しているのは「人」の魅力が大きいということ。

工務店を知るためにも、まずは社長を知りましょう!

【工務店の鉄人たち】

工務店のよさは、社長の家づくりの想いを営業・設計・事務・現場監督などのスタッフから、家を建てる棟梁・職人さんまでが全て体現しているところにあります。

そんな「社長=鉄人」を4つのタイプに分けてご紹介します。

イタリア料理型

家づくりについて語りだしたら止まらない情熱タイプ。

最後のひと手間にもこだわる繊細な一面も合わせ持つ。

フランス料理型

デザインも性能もほどよくバランスを取る。

何事もスマートにこなす所が心憎い。

若手の二代目に多い。

和食型

大工・職人時代から鍛え上げた技術が誇り。

口数が少ないので一見コワそうだが、ただの照れ隠しの場合がほとんど。

中華料理型

いつもニコニコしていて頼りなさげに見えるけど、無理難題もパパッと解決。

何でも美味しくする中華調味料のような万能型。

これを思いだしたんです。

料理ではなくお酒の趣味でしたが、工務店の特長も見事にバラバラな3者は、お酒の趣味ま見事にバラバラでした。

せっかくなので、冊子の続きを書いておきましょう。

続いて、工務店の家づくりの特長が挙げられています。

確かな技術と独自の工法

自社責任施工体制

地域密着で顔が見える

地域に貢献する家守り

親身に付き合える人間力

但し、細かな説明文は省かせてもらいました。

良いことが書かれているんですが・・・。

こんな事も書かれています。

口コミが一番正直です。

食べた人も、建てた人も。

路地裏の小さなお店は、広告よりもウデと素材で勝負。

どこの街にも、そんな「名店」が必ずあるものです。

【工務店とハウスメーカーの違いとは?】

工務店は地域の専門料理店

工務店の多くは、責任をもって管理できる施工範囲・施工頭数を守りながら一棟一棟丁寧に建てる地域密着型を貫いています。

素材や工法・デザインに独自のこだわりがあるため、好みが合えば満足度の高い自分だけの自由な家づくりが出来ます。

ハウスメーカーは全国画一のチェーン店

全国で同じ住宅を供給するため、多種多用様な規格型住宅を揃えています。

知名度も高く、万人受けするデザイン・最新の設備を備えた家がつくれます。

一方で仕様にない変更などは難しく割高になるなど、自由な家づくりを求める人には向きません。

この後に実際のユーザーの話が掲載されているんですが、割愛させて戴きます・・・。

なかな、面白い事が書いてありますよね。

私は、どのタイプなんだろう?

弊社は、地域の専門料理店になれているのかな?

「お客様にとって一番良い出会いになりますように。」

と、日々仕事をしています。