この時期になると、「春眠暁を覚えず」という言葉を耳にしますが・・・。

ご存知ですか?

だんだん暖かくなってきました。

いよいよ春到来でしょうか?

この時期になると、不思議と眠くて仕方無いんですよね・・・。

まさしく『春眠暁を覚えず』なんです。

これ、春の朝の心地よさを表現する言葉なんだそうです。

「春の夜は心地よいため朝になったことに気づかず思わず眠り込んでしまう」という意味らしいですよ。

でも睡眠不足は健康の大敵です!

寝過ぎくらいでちょうどいいんです。

実際に睡眠不足が日常にもたらす影響は多々あります。

この機会に、日頃の睡眠不足を解消しましょう!

例えば木材の持つリラックス効果は、良質な睡眠をもたらしてくれます。

こんな実験結果をご存知でしょうか?

この実験では、内装を変えた3室を用意しています。

①天井・壁をビニールクロス、床を合板フローリングで仕上げた部屋。

②天井・壁をビニールクロス(但し一部を無垢板)、床を無垢板で仕上げた部屋。

③天井・壁・床を無垢板仕上げた部屋。

①を木質化率0%の部屋、②を木質化率45%の部屋、③を木質化率100%の部屋としました。

実験状況:男性被験者(20 歳代、分析サンプル数 10)。

①②③の部屋それぞれで夕食、入浴後の夜間から翌朝における8 時間の睡眠状態を測定。

出典/西村三香子ほか : 日本建築学会関東支部研究報告集/86, 4057-4060 (2015)

皆さんは、どの部屋が一番良い睡眠状態だったと思いますか?

実験の結果は、以下の通りです。

内装の木質化率によって深睡眠時間が変わる傾向が確認されました。

木質化率 0% の部屋と比較して 45% の部屋と 100% の部屋は

深睡眠時間が有意に長くなる傾向となりました。

ここまでは、予想通りでしょ?

でも45%の部屋と100%の部屋を比べると

前者の方がより深睡時間が長いんです。

この結果は意外だと思ったのではないでしょうか?

でも、良く考えてみると納得出来ます。

床・壁・天井が全て無垢板の部屋にいたら、落ち着かないと思うんです。

木目や節等が気になっちゃうと思うんですよね・・・。

木質化率で言えば、50%くらいがちょうどいいようです。

これを超えると、少しづつ深睡眠時間が減ってくるそうです。

ちなみに、翌日の知的生産性にも同様の影響があるようです。

生活に木材をうまく採り入れることで、体調を整えることも可能なんですね。

ついでに、無垢板と合板建材でも比較してくれればいいのに・・・。

とも思いました。

合板に突板を張ったものと無垢板では、やはり深睡眠時間に違いが出ると思います。

でも、どの程度出るのかは全く見当がつきません。

視覚的には、大差ない筈でしょ?

嗅覚・体感的には、大きく違います。

どの位影響があるのかなぁー。

実に興味深い実験だと思うんですよね。