居住環境を改善することで薬を減らすことができるかもしれません。
この所、身体を使うことが多かったせいでしょうか?
腰が痛いんです。
段々と暖かくなり、腰痛の頻度も減るはずなんですけど・・・。
という事で今回は、この本の中の『とある記事』をご紹介したいと思います。

14名の専門家に聞いた
健康な住まいと暮らし方
ハウジングトリビューン ムック
創樹社 刊
以下、この本の21~22頁の記事の一部抜粋となります。
なお記事を書いたのは、医療法人社団 野村医院理事長
東京大学院医学系研究科老年病学非常勤講師の野村和至氏です。
腰痛や神経痛は多くの高齢者に共通する悩みです。
理学療法で温める治療をするのですが、今ひとつ効果がないというケースがあります。
歩けないような状態になってから訪問すると、とても床の温度が低いことがあります。
いくら日中の30分や1時間温めても家に帰ってこれでは効果は期待出来ません。
また血流をよくする薬を出しても、床の温度が低ければ欠陥が開くわけがない。
血管は寒ければ収縮しますから。
もしかすると、居住環境を改善することで薬を減らすことができるかもしれません。

先に(一社)健康・省エネ住宅を推進する国民会議で16人を対象に調査を行いました。
このうち腰痛がある人が4人、神経痛が2人だったのですが、「家の中で寒さを感じるか?」と聞くと、これら有症状者のうち4人が「よく感じる」、2人が「たまに感じる」と回答しました。
一方、無症状者は「たまに感じる」「めったにない」「まったくない」がほとんどでした。
母数が少ないのでデーターとしてあまり期待してはいなかったのですが、驚くほど回答に差が出ました。
想像する以上に関連があるのかもしれません。
なお、この調査は40~80歳代の16人(男性4人、女性12人)を対象に行っています。
もっと大々的に調査を実施すれば、より明確な差が出るかもしれません。
でも腰を温めると、確かに痛みが和らぐ気がするんですよね・・・。
是非、本格的な調査をお願いします。
急に暖かくなってきました。三寒四温というにふさわしい季節となりました。
急に街はこぶし、梅、菜の花、桜までも一斉に咲き始め、
先週の雨やボタン雪の寒さは嘘のようです。
さて、体に理想の温度とは?
外気温が低く、室内は乾燥しがちな冬は、室温18~25℃で湿度40~50%が最適です
外気温が高くなり、蒸し暑くなる夏場は、室温25~28℃で湿度50~60%が理想的とされます。
夏と冬の適温の間に生じる7℃もの差は、季節ごとの体感温度の違いを考えて調節す
ることの重要性を示しています。