真夏の大移動!(エアコン編)

弊社OB宅のエアコンを更新しました。 今回は既存エアコンを外し、新しいエアコンを別の場所に設置します。

エアコンを外した跡です。

既存エアコンを外した壁を撮ってみました。

左下に丸い穴がひとつ開いてるでしょ?

ここからドレンホース&冷媒管が出ていました。

そして内機と室外機の繋がり方を示しました。

室外機手前から2本の管が出ているでしょ?これが冷媒管です。

室外機でつくった冷たい液と暖かい液で室内機の熱交換器を

冷たくしたり暖かくします。

暑い時期は結露水が発生するので、室内機のドレンパンで結露水を受け、ドレンホースで室外に排出します。

先程の写真は、室内機に繋がっていドレンホースと冷媒管を切り離した状態だった訳です。

この後、石膏ボードで穴を塞ぎます。そしてクロスを貼ります。

既に同じ柄ノクロスは無いので、似た色柄のクロスを貼ることになります。

部分補修にするか?壁全体を張り替えるか?予算次第・・・。

でも、もっと大事な事があります。冷媒管とドレンホースの端末処理です。

今まで使っていた管ですが、移設するので、もう必要ありません。

だからと言って、そのまま壁の中に残しておく訳にもいかないんです。

だってそれぞれの管の先は、外気に開放されています。

壁の中の管は、外気に繋がっている訳です。

外皮に小さな穴が3つ開いている事になるでしょ!

換気システムを稼働すれば、建物は負圧になります。

夏であれば暖気が、冬であれば冷気がそこから入ってきます。

という事で、それぞれの管の出口・入口を塞がないといけないんです。

気密住宅の施工を知らないと、うっかり塞ぎ忘れたりします。

気をつけないといけません。