なぜ、地震は起こるのか?

相変わらず地震地震のニュ-スが飛び込んできていますね。

地震は避けられません。

だからこそ、地震時に起こるであろう問題をクリアする必要があります。

問題の少ない土地に住むのが一番ですが、なかなか、そうはいきません。

結局、建物や地盤で対応するしかないんです。

でも、現実は・・・。

こんな状況ですから、地震について書いてみようと思います。

地震の正体は、岩盤のズレです。地球の表面は『プレート』と呼ばれる十数枚の硬い岩盤が覆われています。

プレートの厚さは数十㎞~数百㎞にも及び、それぞれが違う方向へ年間数㎝のゆっくりした速さで動いています。

このプレート運動により蓄積されたエネルギーが、地震を引き起こす原因となっています。

地震が起こるしくみは以下の通り。

①内陸の活断層で発生する地震

プレートの運動により、陸のプレート内にもひずみが蓄えられます。

ひずみが限界を超えると、岩盤同士が急激にずれ動く『断層運動』が始まり、

地震が起こります。

②プレート境界で発生する地震

海溝やトラフ(海溝よりも浅い溝)のプレート境界付近では、海底でプレートが押し合い、引きずり込まれた陸のプレートが元に戻ろうと跳ね上がり、巨大地震が発生します。

海水も大きく揺れるため、津波も発生しやすくなります。

今回の地震は、これに当たるのかな?

とにかく日本列島の下には、活断層が多いんです。

当然、地震がたびたび起こります。

だから地震列島なんて揶揄される事もあります。

孫氏の兵法にあるでしょ?

彼を知り己を知れば百戦殆からず

かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず・・・・・

敵の実力や現状をしっかりと把握し、自分自身のことをよくわきまえて戦えば、なんど戦っても勝つことができるものです。

この場合の彼は地震です。

そして己は日本国民。

わきまえて戦っていないから、何度も負けている訳です。

という訳で、まずは彼について書いてみました。

元ネタは、YKKapの『耐震読本』という小冊子なっています。