エクセルシャノンって、樹脂サッシ業界では割と有名なんです。
エクセルシャノン?
という方もいると思います。
樹脂サッシと言えば、YKKapじゃないの?
エクセルシャノンなんて知らない!
なんて方も多いのでは・・・。
でもエクセルシャノンって、樹脂サッシ業界では割と有名なんです。
創業は1976年。
凍てつく北海道の地で試行錯誤の末に国内第一号の『シャノンウィンド』を発売。
その後、一貫して高性能樹脂サッシ開発に特化し、断熱性や遮熱性、遮音性などを追及し続けることで、高品質な住宅を手掛ける樹脂サッシのパイオニアです。樹脂サッシしか扱わない!というところが潔いと思います。
アレもコレもってやってると、結局ドレも中途半端になっちゃうんですよね・・・。
しかも防火地域・準防火地域で使える樹脂サッシって、意外と少ないんです。
弊社では、かなり前から使っています。
なぜ、毎度お馴染みなのか?
理由はいくつかあります。
そのひとつがコレです。

タテスベリ窓の通気量を比較したグラフを挙げてみました。
JIS A 4706-2000(サッシ)ではサッシの気密性能について下表の等級を定めています。

JIS A 1516-1998 (建具の気密性試験方法)に従い試験し、該当する等級について、通気量が図1に規定する気密性等級線を上回らないことと定められています。
気密性の良否は室内の冷暖房効率、遮音その他に大きく影響します。
気密等級はA – 1、A – 2、A – 3、A – 4 の順で気密性が高くなります。
ちなみに最近の断熱サッシであれば、A-4等級が当たり前だと思います。
でもA-4等級の上ってないでしょ?
個々のサッシが、どのくらいの気密性なのか知りたくありませんか?
そこで冒頭のグラフです。
黒い線がA-4等級を示しています。
これに対して青い線(他メーカーの樹脂サッシ)は、これを上回る性能を示しているでしょ!
そして赤い線(エクセルシャノンの樹脂サッシ)は、さらに高性能である事を示しています。
サッシの気密性って、とても重要なんです。
壁や天井・床に比べて断熱性能の低いサッシは、どうしても弱点になってしまいます。
気密性が低ければ、なおさらです。
計画換気を行っている建物であれば、建物内の気圧は外気に比べて負圧になります。
サッシに隙間があれば、そこから外気が侵入します。
気密性を高めた建物であれば、そこから集中的に外気が侵入する訳です。
冬季であれば、冷たい気流の存在が気になって仕方ありません。
だから弊社では、気密性の高いサッシしか使わないんです。
でも、それだけではありません。
サッシ周りの隙間を小さくする工夫も行っています。
サッシ周りから空気が出入りしたら、元も子もありません・・・。

- 樹脂サッシの外側を撮ってみました。
- 写真では確認出来ませんが、樹脂フレームのヒレ部分に『ある工夫』が施されています。

- わかりやすいイラストがあったので、日本住環境㈱のカタログから抜粋させて戴きました。
- サッシ枠を取り付ける際に、黒い部分に特殊なテープを貼ります。
- こんなテープです。
ウルトのVKPプラステープと言います。
含浸ポリウレタンフォームがサッシ周りからの漏気を長期に渡り防いでくれます。
また追従性が高いので、地震等による建物の変形や木材の痩せにも対応できます。

ウルトが公的機関を利用して行った実験でも、その効果は立証済み!

テープ施工の有無で各内外気圧差ごとの漏気量を比較したグラフを挙げました。
黒がテープ施工無し、赤が施工有りとなります。
凄い違いでしょ!
この他にも、サッシ周りの気密施工は行います。
それだけサッシ周りの隙間って快適性を左右するからです。
どんな施工をするの?
別の機会に、ご紹介できればと思います。
※ 新築以外 「窓リノベーション」等にはもちろんYKK窓も使わせていただいてます。
詳しくは04-7187-3355 大井まで。